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大河ドラマ花燃ゆ(はなもゆ)感想・あらすじ・ネタバレ解説第3話

こちらでは、第3話「ついてない男」
あらすじ・ネタバレについて書いています。
他の回の分についてはこちらのページの
一覧からお選び下さい。

>>あらすじ・ネタバレ・視聴率 一覧

 

saigo favicon前回の第2話「波乱の恋文」での主な出来事として、
吉田寅次郎が脱藩をした事。
寅次郎の妹・寿(ひさ)が、
寅次郎の盟友・小田村伊之助と結婚が決まった事でごわした。

今回のタイトルは「ついてない男」
誰がどんな風についてないのか気になるでごわすな^^

第3話「ついてない男」

これのあらすじを以下にまとめたでごわす^^

まだ放送を見てない方は、ご注意するでごわす^^

 


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脱藩の罪を問われ、吉田家は断絶となり、
寅次郎は武士の身分を剥奪されて、
父・百合之助の「育み(はぐくみ)」という扱いになった。
育みとはすなわち、長州藩独自のもので、
保護観察下におかれるいうこと。

藩主・毛利敬親は、
百合之助の願いを受け入れ、
寅次郎は10年間の江戸遊学が許された。
なんと寛大な藩主であろうか・・・

そんなある日、
江戸にペリーが来航した。

perry

 

その年、江戸での勤めを終えた小田村伊之助は、
萩に戻って寿(ひさ)と婚礼の儀を執り行った。
結婚は喜ばしいことだが、
文(ふみ)にはどうしても気がかりな事が・・・。

建白書の事である。
誰かが匿名で建白書を出したというが、
まさか兄の寅次郎ではなかろうか。

あくる日、
文(ふみ)は母・滝の使いで、
姉の寿(ひさ)がいる小田村家を訪れた。
「丸まげ、似合うね。大人の女性みたい。」
「気楽でいいね、あんたは」
寿(ひさ)はため息をつく。

妻として頑張ろうとしているが、
夫になったばかりの伊之助は目を合わそうともしないのだ。

その帰り道に、
友達のすみふさに呼び止められた。
水車小屋に連れて行かれ、
そこで若者数名が密議を交わしている。

すみの兄・入江九一野村靖
それに、ふさの兄・吉田稔麿がいる。
「長州も もはや安堵してられん!」
「やられる前にやらねば!異人を倒さねば!」
文(ふみ)が物音を立ててしまい、
若者たちは逃げ去って行った。

 

 

伊之助と梅太郎は、
周布(すふ)政之助のところを訪れていた。
周布は『将及私言(しょうきゅうしげん)』
と書かれた分厚い紙の束を取り出した。
寅次郎の兄・梅太郎は突然ガバっと平伏し、
「どうか、どうか、弟の命だけは!!!」

『将及私言(しょうきゅうしげん)』とは、
寅次郎が書いた藩主への建白書の事で、
武士の身分を剥奪されていながら、
寅次郎は死を覚悟して提出したのだ!

四目(しもく)を明にして、四聡(しそう)を達すとは、古聖(こせい)の明訓なり。
而(しか)して其の道(みち)二(ふた)あり。
天下の賢能(けんのう)に交(まじ)はり、
天下の書籍を読むに過ぎず。
(中略)
有志の君(きみ)、千古一道(せんこいちどう)、
要(よう)は目を明(あきらか)にし聡を達するに帰すると、
竊(ひそ)かに感嘆し奉(たてまつ)る所なり。

(意味)
広く四方の事物を見聞し、
広く四方の万民の意見を聞いて、
君主の耳に意見が入るのをさまたげることのないようにせよ、
とは昔の聖人の立派な教えである。
そして、そこに至る方法は二つある。
広く賢者と交際すること、そして、広く読書をすることである。
(中略)
志のある君主たるの道、それはいつの世にも一つであり、不変である。
要点は見聞を広め、人々の意見を聞くことである、と。
人知れず、感心し褒めたたえています。

 

「建白書を匿名にしたのはこの私だ」
周布は笑っている。
この建白書には、上記のような、
兵学者としての優れた考えが述べてあった。
周布はこの若者を守ろうとしたのだ。

文(ふみ)は建白書が御法度だという事を
叔父の玉木文之進から聞かされていた。

 


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いつものように野菜籠を担いだまま
河原でぼんやりとしていたら、
誰かに声をかけられた。
なんと、寅次郎ではないか!?
家族のみんなが心配しているのに
のほほんとしている寅次郎に対して腹がたつ。

「文(ふみ)、お前はどう生きる?
俺はいつもその事を考えている。
死など構わん。思いが届くなら」

知行合一

—ちこうごういつ—

行動が伴ってこそ知識は意味がある。

「俺は日本国の危機を知ってしもうた。
皆その危機に気づかんし、
気づいても動かん。
じゃから、俺が動く。
この国を守らねばならん!」

その姿に文(ふみ)は圧倒されてしまった・・・

 

ある日、萩の町は大変な騒ぎとなっていた。
黒船が萩にもやってくると大騒ぎしている。
その夜、文は寝付けず、寅次郎のあの言葉が甦てってきた。

「のう、文、お前はどう生きる!?」

がばっと起き上がり、
夜道を走りに走った。
水車小屋に若者たちが集まるのを思い出した。
背の高い、言いだしっぺだけがそこに立っていた。

「腰抜けどもが!!!」

みな、怖気づいて集まらなかった。

「異国船を見に行くんでしょ?
うちも行きます。」

文は寅次郎がやろうとしていることを確かめたかった。

この背の高い青年が叫ぶ。
「危機が迫っとるっちゅうのに、
皆わかっとらん!
誰かがやらなきゃいけんのじゃ!」

兄の寅次郎とおんなじ考えだ!
文はそう思った。

寅次郎はその頃、江戸のとある宿で、
弟子の金子重輔と何やら話し込んでいた。
そこへ兄の梅太郎が伊之助とともに突如現れた。

黒船を戦おうとしていることがばれてしまった・・・

やらなければならない!
でも兄に涙ながらに必死に制止される。

兄の思いは嬉しかったが、
考え方が違ってしまったのは寂しい気もした・・・

 

 

どうやらあの異国船騒ぎはただの噂だったらしい。
あの背の高い若者は悔しがっている。
神社で毎日、祈願するも両親・兄弟を相次いで亡くし、
天涯孤独の身となってしまった。
引くおみくじはばかり。

文(ふみ)に連れて行かれて神社でおみくじをひいた。
文はまだこの青年が久坂玄瑞だという事を知らなかった。
将来、夫となることなど知る由もない・・・

久坂玄瑞が文と別れたあとにおみくじを開く。

大吉 望み事 かなふ

 

>>第4「生きてつかぁさい」へ続く

>>久坂玄瑞と東出昌大についてはこちらから

 

最 後 に

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